導入の目的
スタッフの健康を医院が積極的に支えたい。スタッフの時間を大切にしてあげたい。
オフィスおかんに興味を持ったきっかけを教えてください。
長年勤務してくれたスタッフの体調不良をきっかけに、スタッフの健康を医院が積極的に支えなければという使命感を感じていました。そんな折、友人である富永知穂先生(ひかり歯科クリニック(徳島))から「美味しくて添加物が控えめな*(1)社食を導入したところ、スタッフ達も喜んで利用している」と、オフィスおかんを紹介してもらいました。
オフィスおかんの導入の決め手はなんでしたか。
院内で食事を常備できるので、お昼のお弁当を持参できなくても、わざわざ外へ買い物に行かずにすむようになると考えました。当院は街中から少し離れているため、コンビニへ行くとしても往復15分かかり、昼休みの貴重な時間が減ってしまいます。スタッフの健康のため、そして仕事の安全な効率化のためにも、スタッフの時間を大切にしてあげたいと考えました。
導入前にスタッフと試食会をした際は、みんなの目がキラキラし、「これを本当に100円(税込)*(2)で食べられるんですか?」と聞かれ、「みんなが食べたいなら導入するよ」と答えました。
導入の背景
医院のミッションは「健康で幸せな人生100年時代を実現する」。スタッフ自身にも、リアルに実現してほしい。
オフィスおかん導入前から健康的な食事サポートを検討されていたと伺いました。その背景と内容を教えてください。
当院のミッションである「健康で幸せな人生100年時代を実現する」は、患者様だけでなく、スタッフの人生でも是非実現してほしいと考えています。そこで、子どもの学校給食のように、スタッフの栄養管理のために院内で昼食を作りたいと考え、管理栄養士や調理士の採用等も考えましたが、運用の課題があり実行しかねているところでした。
スタッフ達のほとんどが、コンビニ食ではなく、手作り弁当を持参しています。明日のお弁当のことを毎日考えるのは大変だと感じます。
明日の昼食の心配をせずに、学校のように行けば給食がある環境がベストだけれど、当院のように小さいクリニックではそこまでのフォローは難しい。オフィスおかんであれば、美味しい一品を手軽にチンして食べることができるので、とても魅力的だと感じました。
導入時にスタッフの方へどのようにアナウンスしたのでしょうか?
欲張りかもしれませんが、スタッフには自分の時間を大切にしつつ、自分のためにも医院のためにも医療人として成長してもらいたいと思っています。
オフィスおかんを導入する際にスタッフ達に「翌日のお弁当を作る時間を工夫して、ウェビナーなどで自宅でも学びの時間に当ててほしい」としっかりと伝えました。
医院が成長していくためには、院長だけがアクセル全開踏むのではなく、スタッフにもアクセルを踏んでもらわないといけません。特に専門職(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士)には、以前から自己研鑽のために研修会に参加することを推奨していましたが、コロナ禍になり、研修会は平日夜のウェビナー開催が増えたためです。