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企業別の支援事例

施策アイデアが広がり、「楽しく習慣化」へ。OKANが伴走する年間の健康づくり

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総合人材サービス会社 M社(年間を通じた伴走支援事例)

  • サービス

「単発イベントは盛り上がるが、習慣化が難しい」という課題を抱えていた総合人材サービス会社のM社。
OKANが年間を通じた健康づくりの「パートナー」として伴走することで施策のアイデアが広がり、従業員が楽しみながら参加できる仕組みづくりを図っています。

オフィスおかん導入背景:
健康経営®を推進するにあたり、食生活の見直しと環境整備として『バランスの良い食事を取って健康維持及び増進を図る』ことを目的に導入。当初は本社から導入し、現在は全支店へ展開。
外食やコンビニ等で購入する際も、バランスを心がけるようになったなど、食事を意識するきっかけ作りができたと感じている。

お話を伺った方: 管理部部長 S様、管理部  N様

 

単発施策では「習慣化」が難しい。全社的な健康意識の定着が課題に

—— 今年の夏に実施した「3食食べよう健康万博2025」イベントも盛況でしたが、その後どのような課題を感じていますか?

大前提としてウォーキングイベントのような運動イベントと比較をすると、食イベントはどうしても盛り上がりに欠けてしまいます。

理由としては、数値化できないことと最終ゴールが「3食食べる」と言う基本的な内容や、「減塩」等というように明確化できないことが挙げられます。(ウォーキングイベントの場合は、1日の歩数や、チーム全体で例えば東京―鹿児島間をチーム全員の歩数で制覇しよう!といった形で設定することができますが、食イベントでは「3食食べる」という目標以外は立てることができません。)

前回の夏のイベント(※)では朝食摂取率が20%向上と良い結果は出ましたが、あくまでイベント期間中の実績にとどまり、やはり一時的な盛り上がりで終わってしまいます。

※前回のイベント事例:3食しっかり食べるきっかけに!従業員参加型の健康イベントで、朝食摂取率が20%向上

イベント直後は従業員の意識も高いのですが、時間が経つと元に戻ってしまう。これをいかに「日常の習慣」として定着させていくかが、次なる大きな課題でした。

また従業員の中には健康意識が高い層もいれば、関心を持たない層もいます。これはウォーキングイベントでも同じことがいえ、意識の高い層は積極的ですが、関心を持たない層はエントリーすらしない状況があります。この「意識の差」を無くし、全従業員がイベントに関係なく自然にそして継続的に健康づくりができる環境をどう作るか、そして健康を「自分事」として認識してもらうよう日々模索しています。

「専門知識」と「お惣菜」を活用した伴走支援

—— 年間を通じた「習慣化」という課題に対し、OKANとはどのような取り組みをされましたか?

健康施策の企画は、自分たちのノウハウだけではどうしてもアイデアが偏りがちです。そこで、OKANには年間を通じた健康づくりのパートナーとして、企画のアイデア出しから伴走していただいております。

OKANは他社の支援経験や管理栄養士の専門知識を持っているスタッフがいらっしゃるため、自社だけでは思いつかないアイデアの提案を頂きました。

今回は年間のテーマを『食の“習慣化”』と設定し、そこに向けて従業員の意識を段階的に変えていく、ステップのプログラムをご提案いただき、実行に向けて計画を進めています。

またOKANならではの強みは、やはり「オフィスおかん」というお惣菜のリソースを持っていることです。前回の夏のイベントのように「朝食を食べるきっかけ」としてお惣菜を活用することで「まずは朝食を食べる習慣をつけよう!」という意識を植え付けることが大切で、「企画」と「モノ(食事)」を連動させられる提案が可能なため、施策の幅が格段に広がったと感じています。

『食の習慣化』に向けた3ステップの設計

M社の課題に合わせ、以下のような年間テーマを設けイベント実施を伴走しました。

【STEP 1】 3食きちんと食べる
M社の課題であった朝ごはんの欠食改善を目的とし、食事そのものを楽しめるような「きっかけ作り」。
【STEP 2】バランスよく食べる
バランスガイドなどを活用しながら、食育や栄養に関する「気づき」を提供し、意識を高める。
▶︎ GOAL:食の習慣化
「1日3食の習慣化」「栄養バランスを考える」「自分に必要な食事を主体的に選ぶ」状態を目指す。

 

春夏秋冬、テーマを変えて継続。従業員が飽きずに参加できる年間プログラム

— 今後、具体的にどのようなプログラムを実施されるのでしょうか?

単発の「点」の施策ではなく、年間を通じた「線」の施策にすることが重要だと考えています。

そこで季節ごとにテーマを設定し、従業員が楽しみながらまたチームごとで声掛けしながら継続参加できる年間プログラムを設計しています。

気候が良く体を動かしやすい春と秋には「ウォーキングイベント」を、そして夏バテなどで食生活が乱れがちな夏には「3食食べよう!健康万博2025」を実施しました。現在はこれまでの結果を踏まえつつ、冬の施策についてもOKANと一緒に検討を進めているところです。

▼これまでの健康イベント

成果と今後の課題:参加の「きっかけ」は増加。次のステップは参加者を増やす仕組みづくり

—— 最後に、年間を通じた取り組みの手応えと、今後の課題についてお聞かせください。

ウォーキング・食事のイベントについては、今季から「チーム制」を導入しました。導入したことでチーム・従業員同士で声を掛け合いながらイベントを楽しんでもらうことで、エントリー者数は着実に増えています。これは大きな一歩だと感じています。

特にウォーキングイベントでは、業務中に歩く歩数にどうしても差が出てしまう「営業」と「内勤」とでチームを分けて実施しました。そうした不公平感を無くすことで、従業員のやる気を削がないような工夫もしています。

ただ、意識して積極的に歩く従業員と、全く意識していない従業員との差が大きいことも事実です。エントリー数の向上だけではなく、イベント自体に前向きに取り組んでもらうために、従業員全員が「自分もやらなくては」と感じるような対策が必要です。

また食イベントに関しては、健康と病気に絡めた内容にすることでより真剣味が増すように感じています。例えば生活習慣病や糖尿病等といった身近な病気から、最悪死に至る病気にも目を向けることで、「自分事」として普段からの食生活習慣の見直しに繋がるのではと思っています。

写真投稿のハードルを下げるなど、より参加しやすい形にブラッシュアップすることも含め、OKANと一緒に「全員参加」の仕組みづくりに取り組んでいきたいです。

まとめ

季節ごとのイベントをつなげ、「継続性のある健康施策」を実施しているM社。

OKANは「健康経営®のパートナー」として、専門的な知見と「オフィスおかん」というリソースを活かし、クライアント様の「健康習慣化」のアイデアを広げるお手伝いをします。
従業員が楽しみながら継続できる施策を、今後も一緒に伴走支援していきます。

※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

 

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