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企業別の支援事例

3食しっかり食べるきっかけに!従業員参加型の健康イベントで、朝食摂取率が20%向上(※1)

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総合人材サービス会社 M社(1日3食チャレンジイベント事例)

  • サービス

従業員の健康経営®を推進する中で、朝食の欠食率約30%(※2)という課題を抱えていた総合人材サービス会社のM社。「まずは3食しっかり食べてもらうこと」をテーマに、2週間にわたり全社員参加型「3食食事を取る」というイベントを実施しました。チーム対抗で食事の写真を投稿する取り組みは、従業員の食への意識をどう変えたのでしょうか。イベントの裏側を伺いました。

オフィスおかん導入背景:
健康経営®を推進するにあたり、食生活の見直しと環境整備として『バランスの良い食事を取って健康維持及び増進を図る』ことを目的に導入。当初は本社から導入し、現在は全支店へ展開。
外食やコンビニ等で購入する際も、バランスを心がけるようになったなど、食事を意識するきっかけ作りができたと感じている。

お話を伺った方: 管理部 H様、N様

イベント実施背景は、健康診断の結果

—— M社が「健康経営®」に取り組む背景と、直近の課題について教えてください。

当社では、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、生き生きと働ける職場環境づくりを目指すとともに、会社としては健康経営®を推進しています。その一環として、ウォーキングイベントなど様々な健康推進の施策を行っております。

特に「食」の領域では、健康診断で数値が規定値を超える従業員が一定数いたことから、食生活の改善が急務だと感じていました。詳しく調査してみると、全従業員の約30%が朝食を抜くという生活習慣(※2)が明らかになったため、まずは「1日3食しっかり食べる」という基本的な生活習慣を、会社全体で楽しみながら定着させることを最初の目標としました。

チーム対抗の「食事投稿」イベント。朝食のきっかけに、おかんのお惣菜を提供

—— 今回のイベント「3食たべよう!健康万博2025」の詳細についてお聞かせください。

今回のイベントで最も重視したのは「参加のしやすさ」と「継続性」です。

そこで、コミュニケーションアプリ「wellgo」を活用し、2週間にわたってチーム対抗で、
「①.3食食事を取ったかの実績」と「②.食事の写真」を投稿してもらう形式で開催しました。

3食たべよう!健康万博2025

これまでも食イベントはウォーキングイベントと比較すると、ゴール設定が「3食食事を取る」と基本的な内容であるため、盛り上がりに欠けてしまう傾向がありました。

全従業員を約40チームに分け、
①.3食食事を取ったかの実績 と
②.多くの従業員からたくさんの「いいね」がついた食事の写真
に対してチームにポイントが付与するルールで運用しました。

投稿数や投稿された写真についてのいいね数、チームの達成状況に応じて特典も用意し、ゲーム感覚で参加できるよう工夫しました。

また、投稿された食事の写真に対しては、投稿したタイミングで同社専属の管理栄養士からアドバイスがもらえるようにしました。
ただ投稿するだけでなく、自身の食生活を振り返るきっかけになることが狙いです。

 

OKANの支援

「朝食の欠食」という課題に対応するため、イベント期間中、手軽に食べられる「朝食向けのお惣菜」を全拠点へ提供しました。

 

 

—— イベントを終えて、どのような成果がありましたか?

まず定量的な成果として、参加者数は前回実施したイベントの1.3倍、画像投稿数に至っては2倍に増加しました。これはチーム対抗戦にしたことで、従業員同士(チーム内)での声掛けや、楽しみながらイベントに参加する雰囲気が生まれたことが要因として大きいと思います。

そして最も大きな成果は、朝食を食べる頻度がイベント前と比較して20%も増加(※1)したことです。従業員からは「イベントがきっかけで朝食を食べるようになった」「他の人の投稿を見て、自分の食事の参考にしている」といった嬉しい声が多く寄せられました。

食生活の改善は、個人の意識だけに頼るのが難しい領域です。しかし、会社がこうして旗を振り、従業員全員で取り組むイベントにしたことで、「自分もやってみよう」という気持ちを後押しできたのではないかと感じています。

重要なのはイベント後の「継続」

——最後に、担当者の皆様から今回のイベントを振り返ってのコメントと、今後の計画をお聞かせください。

H様: 今回のイベントでは、3食摂ること以外に厳しいルールは設けず、まずは気軽に参加して「食生活の改善」を意識してもらうことに重点を置きました。チーム制を導入したことで、予想以上に多くの従業員が参加してくれたことを大変嬉しく思います。

この流れを止めずに、従業員の食生活がより良いものになるよう、今後も継続して取り組んでいきたいです。

 

 

N様: この度は多大なるご尽力をいただき、誠にありがとうございました。

イベントで「朝食摂取率20%増(※1)」という結果が出たことは素晴らしいですが、重要なのはイベント終了後もその習慣を従業員自身が続けていくことだと考えています。

今後は、朝食摂取の定着はもちろん、「バランスの良い食事」といった次なるステップとして従業員自身が自然と健康を意識し行動できるよう、ハードルはかなり高いですが、実現できるよう努めていきたいと思います。引き続き、弊社の健康経営®に伴走していただくことを期待しています。

※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

※1 調査主体:総合人材サービス会社M社、調査対象:イベント参加者のうちアンケートに回答した方、集計期間:2025年7月27日~8月8日、「朝食摂取頻度が増えた」と回答した方の割合(単一回答)。

※2 調査主体:総合人材サービス会社M社、調査対象:全従業員のうち健康診断における問診で朝食欠食に関する設問へ回答した方(約550名)、集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日、「朝食をくことが週に3回以上ある。」という問いに「はい」と回答した方の割合(単一回答)

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