おかんを導入して変わったこと
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BEFORE
研修センターに宿泊しながら勤務する若手従業員のために食事環境だけでなく、夜間勤務も多い従業員の「働きやすい環境」を整えたかった。
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AFTER
研修センターと現場事務所に導入し、手軽で健康的な食事環境が整備できた。人材定着や働き方改革の施策として、各現場事務所にオフィスおかんの設置を広げている。
研修センターに宿泊しながら勤務する若手従業員のために食事環境だけでなく、夜間勤務も多い従業員の「働きやすい環境」を整えたかった。
研修センターと現場事務所に導入し、手軽で健康的な食事環境が整備できた。人材定着や働き方改革の施策として、各現場事務所にオフィスおかんの設置を広げている。
研修センターで働く若手の従業員や、夜勤も多い現場の従業員に健康でいて欲しい。しっかりと食事を取れる環境を作りたい。
人材育成・定着のためにも働きやすい環境を作るための投資が必要。
研修センター、現場事務所ともに食事環境が整備された。採用でのアピールや女性の活躍支援としても利用。
交通建設は、鉄道環境の安全や安心を守り続けるため、保守・改良・新設などの様々な工事を行うJR東日本のパートナー会社です。主に、電車が運行していない終電から始発の限られた時間内で線路の保守や点検管理などに携わっています。「安全第一」を掲げ、スペシャリスト集団として、日本の交通や輸送手段の要である鉄道を守っています。
研修センターで働く若手の従業員や、夜勤も多い現場の従業員に健康でいて欲しい。しっかりと食事を取れる環境を作りたい。
各現場事務所での活用も見込み、まずは研修センターでの食事提供に活用を検討していました。
当社の研修センターは、新入社員が1年間寝泊りをしながら研修・訓練を受ける施設となっています。かつては1日の食事を全て、施設専属の「まかない」の方にお願いしていたこともありましたが、現在は昼食に仕出し弁当を提供するのみとなっています。学校を卒業したばかりの10代の人材も多いため、朝晩もしっかりと健康的な食事をとって欲しいという想いから、オフィスおかんを導入しました。
研修センターでの評判が良かったので、各現場事務所への導入を進めてきました。
(2021年6月現在、7拠点でオフィスおかん活用中)
決め手は主に2つあります。
1つは、24時間いつでも気軽に購入ができる点です。研修センターでは朝晩の利用を考えていましたし、当社は終電終わりに現場に行く夜間作業もあり、食事面で苦労していました。明け方に作業が終わり食事を取ろうとしても、飲食店は開いていない、コンビニも品数が少なくなっている時間帯です。そのため、いつでも利用できるというのは大変魅力的でした。
もう1つは、手軽に利用でき好きなお惣菜を選べる点です。オフィスおかんは、個々が好きなお惣菜を20種類から選択できるため、飽きずに楽しむことができています。
人材育成・定着のためにも働きやすい環境を作るための投資が必要。
当社は、現場監督になるまでの人材育成を重要視しています。現場監督になるには、最低でも5年ほどかかりますので、それまで社員に投資を行い、育成していく必要があります。住み込みの研修施設があるのも、そういった背景があるからです。10代で親元を離れて研修を受けるケースも多いので、ご家族も安心して送り出してもらうためにも家族のように支えていきたいと思っています。
また、働きやすい環境を整える施策の一部としてもオフィスおかんを利用したいと考えていました。今建設業界でも強く推進が求められる“働き方改革”を進めていく上でも、十分な人材の確保が必要だと考えているからです。
研修センター、現場事務所ともに食事環境が整備された。採用でのアピールや女性の活躍支援としても利用。
主に、朝食と夕食で利用しています。お米と味噌汁は会社で別途用意しているため、お惣菜のみをオフィスおかんで購入しています。
研修センターの近くに飲食店やコンビニはありますが、健康的なものは少なく、毎日利用すると価格的にも高くついてしまいます。そのためオフィスおかんは1品100円なので低価格で、健康的と大変人気です。若手が多いので、やはりお肉系のメニューが人気なようですね。
現場に行く前夕食や、現場から帰ってきた時の朝食に利用しています。
仕事が終わって仮眠のために工事所に戻るのが朝6時ということも少なくありません。仮眠の前に、朝食をとるためにオフィスおかんを利用することが多いです。連日の勤務もあるので、初日は弁当を持参することができても2日目以降は難しいので、オフィスおかんが重宝されています。また、事務のメンバーはお惣菜を買って、自宅に持ち帰る人もいます。
規制に対応していくには採用をより一層強化し、これまで以上に人材定着につながる働きやすい職場づくりに力を入れていきたいと考えています。オフィスおかんも各現場事務所に徐々に広げていっています。また、女性の活躍支援にも力を入れていきたいと思っています。すでに女性社員がおり、更衣室や休憩室など働く環境整備を進めていますが、職種柄応募自体も少ないのは現状です。今後はPRに力を入れ、採用につなげていきたいです。
貴重なお話ありがとうございました。
株式会社交通建設 管理本部 人事部長 高橋 幹 様にお話を伺いました。