おかんを導入して変わったこと
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BEFORE
工場地帯には飲食店がほとんどなく、従業員の食事がコンビニ弁当やカップ麺に偏りがち。食事環境に課題を感じていた。
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AFTER
各拠点内で、おかん推進担当者が周知したことで認知が広がり、盛り上がりながら多くの社員にオフィスおかんが活用されている。
工場地帯には飲食店がほとんどなく、従業員の食事がコンビニ弁当やカップ麺に偏りがち。食事環境に課題を感じていた。
各拠点内で、おかん推進担当者が周知したことで認知が広がり、盛り上がりながら多くの社員にオフィスおかんが活用されている。
周辺の食事環境が悪いため、健康増進のためにも、社内で栄養がとれてしっかりとお腹を満たせる食事サービスを探していた。
若手社員・年配のベテラン社員の両方に受け入れられやすい福利厚生として、食から始める健康経営®︎は適していると考えた。
オフィスおかんが社内に浸透することでコミュニケーションが増加した。採用PRでも有効活用できている。
株式会社浜田は、産業廃棄物の分別処理を中心に、ゼロエミッションリサイクル、解体工事、各種処理装置の販売などを行う環境ソリューション企業です。環境に関わる全ての分野でお客様のベストパートナーでありたいという想いから事業展開をし、環境に関するあらゆるお問い合わせを歓迎します。
周辺の食事環境が悪いため、健康増進のためにも、社内で栄養がとれてしっかりとお腹を満たせる食事サービスを探していた。
工場を複数持っていますが、工場地帯には飲食店がほとんどなく、今までは会社としてカップ麺のみを常備していました。始業時間が早いためお弁当も作りづらく、従業員の食事はコンビニ弁当やカップ麺に偏りがちで、食事環境に課題を感じていました。
健康経営に取り組み始めたこともあり、健康増進のために食事サービスを探していたところ、オフィスおかんを見つけました。社員にとって1品100円と安く、幅広くいいメニューを提供しています。工場勤務の社員は昼寝をしたり休憩時間はしっかり身体を休ませたいため、さっと食べられる手軽さもいいと感じました。
これなら、サービスもわかりやすく、社内にも説明しやすい。ちょうど健康経営優良法人に申請をしようとしていたタイミングだったので、申請書にも記入することができると考えました。
食事サービスを検討する際、社員食堂も検討しましたが、導入にはコストがかかりすぎますし、利用する人数も予測しづらいため難しいと判断しました。他にも、宅配弁当は注文の手間がかかりますし、生野菜サラダよりはガッツリした食事が食べたいと思ったので、ほぼオフィスおかん一択で検討しました。
全社へ確認し、希望した4拠点にオフィスおかんを導入しましたが、導入コストの負担は会社にとって大きくはない印象でした。
会社へ企画書を提出した際は、新入社員や女性社員の定着に有効であることをアピールしました。美味しくないのではという意見が出ましたが、実際に試食をしてみたら美味しかったので、問題なくスムーズに導入することができました。
若手社員・年配のベテラン社員の両方に受け入れられやすい福利厚生として、食から始める健康経営®︎は適していると考えた。
本社では若手社員が多く、新卒採用に力を入れています。しかし立地がいいわけではないので有能な人材の採用は難しく、福利厚生に力を入れることで採用力、競争力の強化をしたいと考えています。
一方、工場の現場は年配のベテラン男性が多いです。工場勤務の男性は健康診断の結果が思わしくなく、社労士の先生からも健康面に気をつけるよう指摘されている状況です。
このような社員構成の中で福利厚生を検討する際、若手社員はカフェテリアやサステナビリティなどに興味があり、福利厚生を重視する傾向があります。しかしそういった福利厚生は、工場勤務のベテラン男性には受け入れられづらいです。
一方、健康経営であれば誰にも当てはまるし、その中でも食事など体に直接入るものは、ウェルビーイングなどの概念よりも直接的でわかりやすいため、始めの取り掛かりとしては適していると考えました。
また、具体的なリスクに目を向けると、ドライバーが不健康では事故につながったり大きな病気で動けなくなることがあり、健康への対策をする必要があります。
禁煙対策として、禁煙にかかる費用の会社負担や、禁煙キャンペーンとして喫煙していない社員への特典の支給を行っています。他にも、ウォーキングキャンペーンでは歩数計を貸し出し、何キロ歩けたら特典を付与するなどを行いました。
社長は従業員のことが好きで、「人で成り立っている会社やからな〜」と言っているので、これらの取り組みは社長からの発案で始まることも多いです。
オフィスおかんが社内に浸透することでコミュニケーションが増加した。採用PRでも有効活用できている。
昼食として利用される他、ドライバーは夜間勤務の前にも利用しています。今までカップ麺にスナック菓子を合わせて食べていた人が、カップ麺にお惣菜をプラスしているシーンを見たりと、健康への意識付けにもつながっていると感じます。
社員同士が冷蔵庫の前で、どのお惣菜が美味しいなどの会話をして一緒に食べているシーンを見ると嬉しく感じます。オンライン化が進み、部署間や部内でも雑談が減るなど、コミュニケーションに課題を感じていた時期でした。当社では喫煙トークもできないので、それに変わるような従業員同士の接点として、オフィスおかんが役立っていると感じます。
また違う観点で、オフィスおかんは「映え」ますね。福利厚生は、保養所など目に見えないものが多いです。しかし新卒採用のPRで本社に来た際に、オフィスおかんであれば説明しやすい。採用面でのビジュアルがよく、人事としても使いやすいと感じます。最近では会社を画像で見られることも多いので、画像や動画で見せる際のネタにもなります。
各拠点毎に、運用担当者とは別に、オフィスおかんの推進担当を任命しています。オフィスおかんが入荷すると、推進担当者はおもしろ楽しく社内チャットで共有してくれます。
拠点の担当者の役目は重要です。拠点内の発信力が弱いとオフィスおかんが知れ渡らない可能性があります。そうならないよう、担当者を任命する際は、単純な事務処理として依頼をするのではなく、盛り上げ隊長として推進してくれるムードメーカーを任命しました。例えば新入社員の営業社員や、工場事務の方の中でもおせっかいであたたかい方など。工場事務の方はポップを作成し、直接「あんたおかん食べな」と声をかけて推進してくれることもあります。
そして推進担当者は持ち回りで回していくので、盛り上がります。砕けた感じで納品のお知らせをする、例えば食べている写真を上げるだけでもいいので。
導入時、社内へは「6ヶ月様子を見て、利用が好調だったら継続する」と伝えたので、推進担当者としては評判が悪ければ解約されてしまうという責任を感じていたと思います(笑)その結果、お惣菜が売り切れて追加注文がきました。「オフィスおかんがなくなるのは絶対に嫌だ!」という声も社内から上がるようになりました。
実際に推進担当者が共有したチャットがこちらです。社内でもどんなメッセージが届くのか毎回楽しみにされていて、社内チャットで「あのお惣菜が美味しい!」などの会話が行き交います。
貴重なお話しをありがとうございました!
経営企画室の寺井様にお話しを伺いました。
*「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。